都内進学塾を20年経営してきて起こった様々な人間模様
                 
                 クロピーの「言ってる意味わかります?!」
クロピーこと、私黒沢正樹が日々思う色々なことをここでは好き勝手に語ってみよう!というコーナーです。詩人モードに突入すると、次から次へと言葉が溢れてくるのです。その言葉を忘れないように書き留めておきたい!というクロピーの想いを聞いてやって下さい!

  


  
★Vol.3 自転車どろぼーと明日の日本を背負って立つ若者?!

大学時代は、超最強アルバイターだった私です。
 
大学4年間は、とにかくアルバイトに明け暮れた日々でした。学費、生活費、車のローン、その他・・・・・。地下鉄工事、ダイエーの定員、選挙カーの運転手、バーテン、ホスト・・・とにかくなんでもやりました。

高校時代の友人との再会、そして自転車どろぼー?!
  そんなある日、高校時代の友人のK君と何年ぶりかでお酒を飲むことになりました。
本当に懐かしく、2人と時間を忘れてもり上がりふと気づくと終電もなくなっていました。

「どうする?」
「うーん?その自転車をちょっと借りよう」
「ライトが壊れているようだけど、大丈夫かな?」
「いや、大丈夫だよ・・」
そんな会話をしながら、いつの間にか道に止めてある自転車(鍵はかかってなかった)
で無灯の2人乗りを始めたのでした。今、考えれば・・・なのですが(笑)「・・・・・・」

「やばい!お巡りさんだぁ〜・・・」とっさについたささいな嘘
  
しばらくして、自転車のお巡りさんに止められました。
「君達、ちょっと待ちなさい!無灯で2人乗りはだめだよ」
「あれ?、この自転車は盗難されたものじゃないかな?」
と無線で何やら確かめているようでした。

 すかさず、僕が「いや、これは友達から借りたものなんです。ライトが壊れているのも無理に借りたんで、その友達には迷惑はかけたくないんです」とっさの言い訳にしては、我ながら恐くなるものがありましたが・・・

 すると「じゃ、その友達の所まで行こう!」と言い出したのです。しょうがなく「いいですよ!」と、あても無い道を3人で話をしながら、歩きました。

「君達は明日の日本を背負って立つ若者だ」・・・騙した
お巡りさんからの思いがけない言葉
 アルバイトをしながら、やっと大学に通っていて、今日は久しぶりに高校時代の友達と会ってお酒をのんだこと、そして、将来は教師を目指していることなどを話していると
突然、そのお巡りさんが、「ごめん。君達のような若者を疑って申し訳なかった」
「君達は明日の日本を背負って立つ若者だ」と言い出しました。

  そして「もう遅いから、乗るのはまずいけど、押して帰りなさい」
「いい先生になるんだよ」と。

2人とも立ちすくんで言葉をなくしました。「・・・・・・・・」

 とにかく、こんないいお巡りさんを騙したという大きな罪の意識にさいなまれ、酔いも一遍にさめてしまいました。

 そして、もとの場所に自転車を戻し歩いて帰りました。

決して忘れられない想い出、そして僕からの言葉
 
このことは今でも決して忘れてません。あのお巡りさんが言う「明日の日本を背負って立つ」人間にはなれてないかもしれませんが、二度と人を騙すようなことはしないと誓ったことは今でもそうあり続けています。

お巡りさんへ
「本当に申し訳ありませんでした。これから先の人生も、必ずあの言葉に恥ずかしくない生き方をしていきます!」

 

★メールでのご感想お待ちしてます。          

「言ってる意味わかります?!」インデックス・ページへ